毎週救急話題:ジョギングの注意事項
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日付:05/26/2017

  天気が暖かくなると、ランニングする人も多くなる。北京長距離ウォーキング祭2017が先週日曜日、天安門広場で開催され、北京救急センターは大会の医療救護を担当していた。今日は、ジョギングの注意事項について話す。
  ランニングする前に、充分にウォーミングアップし、運動の後、すぐに止まっては行けない。5~10分間のジョギングやウォーキングは、遅発性筋肉痛を減らすことができ、さらに運動後心臓が苦しくなったり、胸が痛くなったりすることを防ぐことができる。関節に問題がある人は、関節の炎症反応の抑制や関節の具合が悪くならないように、古傷の所に氷嚢を当てる。また、スポーツによる傷害を避けるために、適切なスポーツ用品を選ぶことは大切である。通気性が良く、汗取り性能の高い生地の服を着ると、放熱の効率が高くなる。動きに無理なくフィットするストレッチ素材は、長距離ランニングにおいて、衣服の摩擦或いは伸縮性不足による皮膚損傷を避けることができる。厚いコットンソックスに比べると、汗取り性能の高い五本指ソックスは通気性が良いうえ、摩擦による水泡や細菌の発生を防止することができる。
  もし、めまい、動悸、吐き気、胸の痛み、胸の圧迫感、息切れ、だるいなどの症状があった場合、直ちに運動をやめて休憩に入り、必ず無理矢理に運動しないようにする。これで重大事故の発生の低減と回避に繋がる。