ナビゲーション
毎週救急話題:最近が寒すぎる 低体温症の対策
ソース:北京市衛生計生委員会
日付:03/01/2018
最近は北京の一番寒い時期である。長い間低温環境にさらされて極度の体熱放散をきたした場合、低体温症を引き起こしやすい。人体が低温環境にさらされて体熱放散が体熱産生より速い場合、器官機能の異常を引き起こし、ひいては致命的な低体温状態(常に35℃以下)になる恐れはある。それは低体温症である。低体温症を発症したとき、どんな対策を取るべきか?まず、120番(救急の緊急通報用電話番号)を直ちにかける。そして、救急車が来る前に、次の対策をとる:
1、患者を暖かいところへ優しく運ぶ。患者を暖かいところへ運べない場合、寒冷環境をできるかぎり避ける(例えば、寒風に吹かれないため、毛布や乾燥した服などで患者を覆う)。
2、患者を暖めるため、湿った着衣?靴下?手袋を暖かく乾燥したもの優しくに取り替え、毛布や乾燥した服などで患者を覆う。その場合、頭部を暖めることが大切で、患者の頭部(顔以外)を全部覆う。
3、患者の呼吸に注意する。重度の低体温症患者は心停止、無呼吸などの症状がでる恐れがある。無呼吸またはゆっくりしてなさそうな呼吸の場合、患者に心臓マッサージを行う。
4、暖かい飲み物を与える。患者は意識がある場合、炭水化物を含んだ温かい飲み物を、すこしずつ、ゆっくりと与える。酒とコーヒーは禁物である。
5、湯たんぽで患者を暖める。但し、患者の両手?両足を暖めると、低温の血液が心臓?脳へ戻し、身体のコア温度が下がり、ひいては患者の死亡をきたすゆえ、湯たんぽで患者の両手?両足を暖めるのが禁止である。湯たんぽで患者の頭部、胸部、腹部を暖める。
6、湯たんぽの温度が高すぎらないように注意する。直接に湯と熱すぎる湯たんぽを利用すると、火傷ひいては突然の心停止を引き起こす恐れがある。
