心臓病治療薬は主にアスピリン、ニトログリセリン舌下錠、「速効救心丸」（心臓病発作時の速効性漢方薬）である。心臓病発作時、これらを病態によって使い分ける。

アスピリンは予防薬と治療薬として、心臓?脳血管を発作した経験がある人と心臓?脳血管を発作するリスクが高い人におすすめする。急性心筋梗塞発作時、アスピリンの効果がすぐに出なくて、少なくとも数時間を経て効果が出る。

  20年以上の臨床応用の歴史をもつ「速効救心丸」は、心臓冠状動脈疾患、狭心症の特効薬として、予防、治療と救急の効果を同時に備える。心臓冠状動脈疾患を発作するリスクが高い人にとって、「速効救心丸」は欠けない応急薬である。呼吸が苦しくなり、前胸部が痛い、左肩がだるくて痛いなどの兆候が出たとき、直ちに「速効救心丸」を舌下におく。狭心症の典型的な症状が出た後、「速効救心丸」を服用するのが手遅れになる。普通の場合、服用した後、数分間効果が出る。2回連続で服用しても症状を緩和できない場合、直ちに患者を病院へ運ぶ。

  心臓冠状動脈疾患の患者にとって、ニトログリセリン舌下錠は常備薬であり、狭心症の病状を緩和する応急薬である。3回連続で服用した後、病状を緩和できない場合、救急車を直ちに呼ぶ。