毎週救急話題:乳幼児の耳に何かが入ったらどうすればいい?
ソース:北京市衛生と計画出産委員会
日付:05/23/2018

 

  親の不注意で、乳幼児が自分の耳或は他の子供の耳に異物を詰めるのはよくあることである。自分の意思をはっきり伝えない乳幼児は落ち込んだり、突然泣いたり、耳が触られるのを嫌がったりする時、耳に異物が入った可能性がある。
  米粒、豆、植物の種などの異物が耳に入った場合、耳に水を入れると異物が膨らんでいき、更に取りにくくなる。そして、自分で無理に取ろうとすると、外耳道の皮膚と鼓膜を傷つき、又は異物を逆に奥に押し込んでしまうことがある。
  耳に虫が入った場合、虫が奥へ這入りこんで外耳道の皮膚の損傷と鼓膜の損傷・穿孔を引き起こすことを避けるため、無理に取り出そうとしない。
  蛾などの虫が耳に入った場合、耳の入り口付近から中に向かって懐中電灯の光を当てると、外に飛び出す。通常、油を耳に一滴入れて、虫を窒息させてからピンセットで取り出すのが一番有効な方法である。
  自分が対応できない場合、無理に耳の中のものを取ろうとせずに、耳鼻科の専門医にまかせる。