1.目に塵、砂、小さい虫などの異物が入った場合、目を閉じて涙を流す又は目薬を差す。そして、数回まばたきをして異物を涙又は目薬と一緒に流し出す。なかなか取れない場合、できるだけ早く専門医に診てもらう。ダメージと感染のリスクを抑えるために、目を擦ったり、口で吹いたりしてはいけない。
2.目に酸性?アルカリ性の化学液体などが入って、焼けるような強烈な痛みを感じた場合、できるだけ早く、少なくとも15~20分間できれいな水で患部を十分に洗う。また、怪我した目のまばたきを繰り返し、できるかぎり眼球を動かす。洗眼した後、できるだけ早く専門医に診てもらう。
3.目の周りの軟部組織を打撲して傷口がない場合、できるだけ早く氷嚢又は冷たいタオルで患部を冷やす。24時間後、温湿布を患部に貼る。患部の皮下血腫の悪化を予防するため、患部を揉んだり、直ちに患部に温湿布を貼ったりしてはいけない。
4.目の周りの軟部組織を打撲して傷口があったが、眼球の損傷がない場合、清潔な包帯などで患部をしばった後、できるだけ早く専門医に診てもらう。勝手に止血剤、消炎剤、ねり歯磨きなどを患部で塗ってはいけない。
5.鈍的なものに目をぶつけて、まぶた、結膜、強膜、角膜、水晶体、眼球後部の網膜、視神経などの損傷があった又は眼窩骨が骨折した場合、清潔なガーゼで患部を軽く被さった後、できるだけ早く専門医に診てもらう。
6. 鋭利なもので眼球を切ったり刺したりして、眼球が破裂した場合、決して水で患部を洗い流したり、薬品を塗ったりしてはいけない。怪我した目を清潔なガーゼなどで軽く被さって、包帯で患部をしばった後、できるだけ早く専門医に診てもらう。決して患部を押さえつけてはいけない。
7.目に穿孔性外傷を受けた場合、怪我した目を清潔なガーゼなどで軽く被さった後、できるだけ早く病院で緊急処置を受ける。眼球から流れ出した内容物を減らすため、息をやめたり、上下に揺れたりすることをできる限り減らす。また、感染を予防するため、無理に異物を抜いたり、傷口から流れ出す眼球内容物を勝手に押し返したりしてはいけない。
