毎週救急話題:児童の感電負傷事故について
ソース:北京市衛生と計画出産委員会
日付:10/15/2018

 

  家庭用電器製品の増加に伴い、不慮な感電負傷事故が起るリスクも増える。子供が不慮な感電負傷事故に遭うことを予防するため、親は平素から教育と管理監督を強化する必要がある。例えば、ライター、電熱器、充電する携帯電話などを子供が取りやすいところに置かない、子供が電源スイッチ特にコンセントを触らないように注意するなど。また、感電事故を減らすため、勝手に家庭用電器製品の電源線を接続してはいけない。

  感電した子供は呼吸停止、心停止などの症状が出た場合、できるだけ早く緊急処置を行う同時に、120番通報して救急車を呼び、児童患者を近くの病院に運んで更なる治療を受けさせる。児童患者を病院へ搬送する途中、緊急処置を引き続き行う。

  電撃傷を引き起こした場合の緊急処置の手順:

  ①直ちに電源を切る。電源を切る方法は、一、電源のスイッチ又は強電用大型スイッチを切ってプラグを抜く;二、乾燥した木製棒、竹ざお、てんびん棒、プラスチック棒、皮ベルト、帚の取って又は縄などの絶縁体で電線を取り除く、ということである。

  ②児童患者を直ちに通風のよい場所に運ぶ。呼吸停止、心停止などの症状が出た児童患者に対し、直ちに現場で人工呼吸と心臓マッサージを行う。

  ③呼吸と心拍を回復した後、直ちに児童患者を病院へ運んで治療を受けさせる。病院へ搬送する途中、児童患者の病状の変化を注意深く観察する。