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毎週救急話題:ガス中毒の応急手当と予防
ソース:北京市衛生健康委員会
日付:02/12/2019
冬にはガス中毒が多発するため、現場での応急処置が特に重要である。
ガス中毒が発生した場合、すぐにドアと窓を開けて換気する同時に、患者を現場から搬出する。条件があれば、患者に直ちに酸素を吸わせる。また、防寒保温対策をとることを前提に、患者の服のボタンを外して患者の気道を確保する。そして、120番通報する。救急車で患者を現場から病院へ搬送する途中、患者を横臥させて、気道内の異物を除去する。患者が呼吸停止または心停止になると、直ちに心臓マッサージを行う。
以下の予防措置をしっかりと覚える必要がある。室内で火鉢、蝋燭、アロマオイルなどの微小火源を利用する際に、換気を心がけることが肝要である。ドアと窓を同時に閉めてはいけない。ガス湯沸器を風通しの良い場所に設置し、できれば浴室内で設置しない。排気力が強いガス湯沸器を選んだ方がいい。また、排気管を確実に接続して、必ず屋外へ排気することを確保する。室内に入った後、ガス臭いを感じた時、すぐにドアと窓を開けて換気する。また、ガスが漏れるかどうかをチェックする。この時、決して火をつけてはいけない。毎月、ガス設備の気密の良否を検査する。ガス漏れを発見すると、直ちに処置をとる。また、室内でガス漏れ警報器を設置する。ガス設備の清掃と点検修理を行う前に、必ず残留したガスを処理する。そして、ガス検知器などによって処理結果を測定し、安全基準に合致することを確認した後、点検修理を行う。気密性が高い車庫と風通しが悪い地下室で、車のエンジンなどを長時間に空回してはいけない。また、長時間に車内に座ってはいけない。
不慮な事故を防ぐため、予防措置を必ず身につけなければならない。
