毎週救急話題:現場において応急手当を取る「四つのステップ」
ソース:北京市衛生健康委員会
日付:03/04/2019

 専門の医療従事者が現場に駆けつける前に、私たちは何をできる?現場において応急手当を取る「四つのステップ」を学ぼう!
 一、環境を評価し、安全を確保する。現場の環境を観察し、危険があるかどうかを確認する。患者を救助する時、自分自身の安全を確保するため、現場の状況を感じとり、目で観察し、耳で声を聴き、鼻で臭いを嗅ぐことを通じて、異常な状況を迅速的に、初歩的に判断する。
 二、病状を検査し、初歩的に応急手当を取る。患者の意識、呼吸、脈の動き、知覚、瞳孔の反応、気道の確保などを直ちに判断し、患者の反応と需要にいつも注意する。患者が意識不明になったり、呼吸停止になったり、喘ぎ呼吸になったり、脈が消えたりする場合、心肺蘇生法を直ちに取る。
 三、直ちに120通報して助けを求める。現場において患者の病状を初歩的に検査した後、直ちに120通報して助けを求め、あるいは他人に頼って120通報させる同時に、他人から助けを求めて応急手当を取らせる。また、現場の秩序を維持し、野次馬を追い払い、患者のプライバシーを守り、救急車を迎える人を配置する。必要の場合、患者とともに安全な場所へ移動する。
 四、更なる検査と処置を行う。救急車が駆けつける前に、現場で材料を集め、尽力して患者を救助する。患者は意識不明になるにもかかわらず、呼吸がある場合、患者を回復体位(側臥位)にさせた後、傷口をしばって止血措置を取る。