毎週救急話題:昏迷した患者に対する応急手当
ソース:北京市衛生健康委員会
日付:07/11/2019

 昏迷は意識不明、気絶と違い、持続的な無意識状態を意味する。突然に発症した場合があるが、徐々に発症した場合もある。怪我、過度な飲酒、麻薬中毒と一部の疾患は昏迷を引き起こす可能性がある。
 昏迷を引き起こす原因はたくさんある。例えば、頭部の外傷、卒中、突然発症した心臓疾患、脳出血、頭蓋骨の骨折、血液の酸素含有量の低下、中毒、高すぎるまたは低すぎる血糖値、高熱による乳幼児の引き付け、気絶、癲癇などである。病因が多いため、慎重に対応しなければならない。
 昏迷した患者に対する応急手当:患者を仰向けに横にさせ、意識の有無を確認する同時に、直ちに120通報をする。呼吸と脈拍を検査する時、患者の頭を横向きにさせ、気道内の異物を除き、気道を確保する。呼吸停止、心停止の場合、直ちに心肺蘇生法を行う。
 患者の意識がすぐに戻るとしても、患者の反応にしっかりと注意しなければならない。呼吸の邪魔になる服を外し、食べ物と水を与えてはいけない。また、患者を回復体位にさせるをもって、気道を確保するままに、救急車を待つ。命の安全に注意し、救急知識を身につけなければならない。