毎週救急話題:挫滅創の応急手当
ソース:北京市衛生健康委員会
日付:08/05/2019

  先週、安徽省黄山市黄山区のある空気膜構造遊具の上部が崩れたことによって負傷した児童は、現場で応急手当を受けた後、黄山区人民病院で緊急処置を受けた結果、死亡した。今回の事故によって、空気膜構造遊具に打たれた数名の観光客は挫滅創をした。今、事故の原因について、更なる調査が行われる。
  挫滅創の患者に対し、どのような応急手当を取るべきか?
  1、できるだけ早く打ちつけたもの(重いもの、人など)を移動する。2、手挫滅創と足趾挫滅創をして爪の下に血腫があり、黒くなる場合、直ちに冷たい水で患部を冷やし、出血と痛みを和らげる。3、内臓の損傷がありそうな場合、ショック症状の前兆の有無をしっかりと観察しながら、救急車を呼ぶ。通報者はいつでも通話可能な状態を保持し、救急隊員と連絡を保ち、その指示に従う。4、挫滅症候群(四肢または胴体にわたる筋組織が長時間に圧迫されることによって、急速に腎機能の悪化を引き起こす症候群だ)は肢体が圧迫された後、徐々に引き起こされるため、患者の状態をしっかりと観察し、直ちに医師に診てもらう必要がある。傷口がないために挫滅創の危険性を無視してはいけない。5、患者を転送する場合、肢体の動きを抑え、骨折の有無にかかわらず患部を添え木で固定し、肢体を流れる空気に接触させる。また、患部にマッサージし、または温湿布をしてはいけない。