毎週救急話題:夏場の飲食に注意を払い、感染性下痢を防ぐ
ソース:北京市衛生健康委員会
日付:08/16/2019

  最近、北京120救急センターの配車センターは「食事の直後、下痢が止まらない患者がいる」という通報を数回受けた。救急隊が現場に駆け付けた後、状況を尋ねることによって、多くの患者が路傍の自営業飲食店で食事をとった後、各程度の腹痛、下痢の症状が出たと分かった。そして、初歩的に感染性下痢と診断し、現場で応急手当を行った後、患者に病院の腸管感染症外来診療部門で更なる治療を受けさせた。
  暑い夏で、各種の細菌の増殖速度が速くなるため、食品の安全が最も重要になる。和え物、残飯、期限切れの食品などはサルモネラ菌と黄色ブドウ球菌の毒素に汚染されやすいため、感染性下痢などの急性胃腸炎を引き起こすおそれがある。また、下痢と患者自身の身体状況には密接な関係がある。胃腸の機能が低下したり、運動不足したり、抵抗力が低くなったり、冷たいものと熱いものを食べ放題したりすると、下痢を引き起こす恐れがある。
  北京120救急センターによるアドバイス:普段、営業許可を取得するレストランで食事を取り、買った食品を当日で食べ終わり、調理済の食品と調理前の食料を分けて保存することをもって、「病気は口より入ること」を防ぐ。食事の後、発熱、腹痛、下痢、嘔吐、脱水症状などが出ると、直ちに120通報をする。