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毎週救急話題:ナイフによる外傷の応急手当
ソース:北京市衛生健康委員会
日付:08/26/2019
まず、出血を止める!出血種類によって止血法を取らなければならない。
1、毛細血管系出血。小さい点状の赤い血液が創部の表面から染み出、血管が破れて大量に出血する症状ではない。普通、そのままにしておいても自然に止血する。通常の場合、ヨードチンキとアルコールで創部の周りの皮膚を拭いて消毒を行った後、創部に滅菌ガーゼと滅菌コットンパッドを当て、包帯を巻くことにより、出血を止める。
2、静脈性出血。暗赤色の血液が大量に傷口から流しだす。静脈性出血の止血法と毛細血管系出血の止血法はほぼ同じであるが、創部をカーゼで圧迫することによって止血をする。主要な静脈の出血ではない場合、上述の方法によって出血を止める。
3、動脈性出血。瞬間的に大量の血液を失い、鮮やかな血液が脈打つとともに噴き出す。大動脈の出血の場合、数分間で失血死になる恐れがあるため、応急手当を行った後、直ちに病院で緊急処置を取らなければならない。
直接圧迫止血法:創部に滅菌ガーゼと滅菌コットンパッドに当て、手で5-10分間で押さえて、包帯を適当の力で巻く。また、血液循環の状況をよく観察する。
指圧止血法:出血する創部に近い動脈を指で押さえ、体表面に近い動脈の血行を止める。指で動脈を押さえる時間は10分以内にしなければならない。
