毎週救急話題:クラゲに刺された時の応急処置
ソース:北京市衛生健康委員会
日付:11/27/2019

  クラゲに刺された時、どのような応急処置をとるべきか?ここで関連する知識を紹介する。クラゲの触手に多くの刺細胞があり、内部に毒液を含んだ刺胞を有し、刺激されると毒液を発射する。獲物が刺された後、すぐに麻痺して死に至ることもある。クラゲに刺された後、呼吸困難になる可能性がある。毒性が強いクラゲに刺された後、十数分以内に死亡することもある。
クラゲに刺された時、どのような応急処置をとるべきか?
  一、触手を取り除く。クラゲの触手が皮膚にくっついてると、手袋または厚い服、ピンセット、木棒などでその触手を皮膚から外す。
  二、皮膚上の未発射の刺細胞の活性を抑えるため、海水で患部を洗う。淡水を使ってはいけない、さもなくば、刺激を受けると刺胞から刺糸を発射し、毒液をより多く出す。条件があれば、酢と酢酸で患部を30秒以上に洗う、或いは患部を酢に30分以上浸す。
  三、刺細胞を取り除く。条件があれば、ナイフまたは剃刀、カードなどで皮膚にくっついている刺細胞を軽くそる。刺細胞を剃る前にシェービングフォームまたは石鹸泡を患部に塗ると、もっといい効果が出る。刺細胞を取り除いた後、再び酢或いは塩水を患部に塗る、または海水で患部を洗う。最後に、患部を自然に乾燥させる。痒みと腫れを緩和するため、抗ヒスタミン剤を服用してもいい。そして、直ちに病院で治療を受ける。