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毎週救急話題:2歳児の喉に食べ物が詰まる
ソース:北京市衛生健康委員会
日付:11/27/2019
最近、北京救急センター(120)配車指揮センターはある父親から、「2歳の子供は栗を食べた時、喉に詰まって窒息した」という通報を受けた。配車員は直ちに住所の情報を集め、「お子さんをお腕に俯いて、片手でお子さんの両側の頬骨を握って、もう一つの手で背を軽くて繰り返し叩いてください」という応急処置を教えた。2分間に足らずのうちに、子供は異物を吐きだして、呼吸が改善し、唇の色も回復した。その後、救急車は現場に駆け付けた。救急医師が検査した結果、気道閉塞が解除され、バイタルサインには異常がなかった。その後、子供が病院へ送られ、医師に引き続きその様子を診られた。
気道閉塞は窒息死を起こす原因の一つである。そのような悲劇を避けるため、一番重要なのは予防措置を取ることである。幼児の飲み込んだり吐き出したりする力が弱いため、親は以下のことに注意しなければいけない:1、親は食べ物を小さく切った後、食べさせる。また、充分に咀嚼させる。2、ピーナッツ、ゼリーまたはそのほかの硬い、ゼリー状の食べ物を食べさせてはいけない。3、口に食べ物がある時、大笑い、しゃべり、走りなどの行動をしてはいけない。
乳幼児は気道閉塞が起きた時、親は跪いて子供を抱き、顔を下に向かせて体を親の膝によりかからせ、片手で二つの肩甲骨の真ん中に5回を1セットに叩く。そして、子供が異物を吐きだすまで 上述のことを繰り返して、叩く力で気道に詰まった異物を咳き出すように努力する。
注意:乳幼児の両足を掴んで逆さまになって背中を叩いてはいけない。そうすると、異物を排出できないのみならず、頸椎の損傷を引き起こす可能性もある。
