ナビゲーション
北京市の1団体と2個人、全国対外医療支援先進賞を受賞
ソース:北京市衛生健康委員会
日付:01/12/2024

2023年12月29日、中国対外医療支援チーム派遣60周年記念・表彰式が北京市で開催された。中国共産党中央委員会総書記、国家主席、中央軍事委員会主席の習近平氏は代表たちと交流し、祝辞を述べるとともに、対外医療支援任務を遂行している医療従事者たちに心からの感謝の意を表した。

午前11時30分頃、習近平氏一行が人民大会堂東ホールに到着すると、盛大な拍手が鳴り響いた。習近平氏一行は代表たちに手を振り、親しく交流し、写真撮影に応じた。中国共産党中央政治局委員、国務院副総理の劉国中氏が会議に出席し、演説を行った。演説では、「中国共産党中央委員会は対外医療支援活動を非常に重視しており、習近平総書記は対外医療支援活動の成果を全面的に肯定している。過去60年間にわたり、数多くの対外医療支援チームメンバーが仁愛の精神と優れた技術をもって被支援国の人々に医療サービスを提供し、実践的な行動で中国の影響力を高め、被支援国の政府と国民から高い評価を得てきた。新たな時代と新たな旅路において、習近平総書記の新時代の中国の特色ある社会主義思想に導かれ、習近平総書記の重要な指示の精神を徹底的に実行し、中国医療支援チームの精神を引き続き継承し、対外医療支援活動の新たな一章をつづるよう努力し、人類衛生健康共同体の建設推進により大きく貢献しなければならない。」と述べた。

会議では、全国対外医療支援活動において30先進団体と60先進個人が表彰された。対ギニア中国医療支援チーム第29陣、北京積水潭病院の趙興山氏(対ギニア中国医療支援チーム第27陣リーダー)と宣武病院の王興文氏(対ギニア中国医療支援チーム第28陣メンバー)がそれぞれ「全国対外医療支援先進集団」と「全国対外医療支援先進個人」の栄誉称号を授与された。

1968年6月、北京市が初めて対外医療支援チームをギニアに派遣して以来、合計56回、1,054人の医療チームがギニア、ブルキナファソ、バヌアツ、トリニダード・トバゴなどに派遣され、12人のチームメンバーが被支援国で命を捧げた。不完全な統計によると、北京市の対外医療支援チームは約83万人の患者を治療し、約16.9万人の重症患者を救い、約20.9万件の手術を完了した。ギニアなどの被支援国において、現地の医療史上の「初」となるものを数多く生み出し、多くの医療技術のギャップを埋めた。「授人以魚不如授人以漁 (人に授けるに魚を以ってするは、漁を以ってするに如かず) 」というコンセプトに重点を置き、被支援国のために卓越した技術力を持つ管理・運営幹部を数多く育成した。長期的な交流と支援のためのプラットフォームを設立し、多くの医療センターを被援助国に寄贈した。海外駐在員、中国が投資する機関、華僑にサービスを提供し、彼らの「生命の守護神」となっている。