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外国滞在中の中国人への健康に関するアドバイス
ソース:北京市衛生健康委員会
日付:03/04/2020

  最近、新型コロナウイルスによる肺炎の感染が日増しに広まっています。3月2日まで、感染者は64の国・地域で確認されました。韓国、日本、イタリア、イランなどの国で新たな感染者が急速に増えます。国内では、北京市、浙江省、深圳市などの数か所の地区で、外国からの輸入症例が発見されました。ここで、感染予防と抑制について外国滞在中の中国人に以下の通りアドバイスします:

  一、現地の発生状況の変化に持続的に注目し、滞在している国・地域の感染症予防・抑制に関する法律法規と指令に従い、現地政府による感染予防・抑制及び感染予防・抑制措置の実施に積極的に協力します。

  二、中国外交部、中国疾病予防コントロールセンター及び北京市疾病予防コントロールセンターなどの政府機構の公式サイトに注目し、新型コロナウイルスによる肺炎の感染予防・抑制に関する指令と健康に関するアドバイスを把握します。

  三、個人レベルの予防措置について、以下の通り8の予防措置を積極的に取ります:1、よい衛生習慣を保ち、よく手を洗い、よく水を飲み、よく衣類を替えて洗います。家に帰る時または食事の前、トイレの後、必ずしも手を洗います。汚染される可能性がある物に接触した後、必ずしも手を洗うまたは消毒剤で手を消毒します。2、外出の場合、公共交通機関、エレベーター、公共場所の室内などの閉鎖的な空間で、正しくマスクを着用します。3、住所を清潔に保ちます。毎日2-3回、毎回30分以上で換気すること、換気する時に保温措置を取ることを勧めます。4、大勢の人と一緒に食事する時、できるだけピーク時を避け、近距離で他人との接触を減らします。5、外からの人を接待する時、双方は使い捨ての医療用マスクを着用し、できるだけ握手とハグを避け、1メートル以上の距離を置くように注意します。6、できるだけ会食と大勢の人が集まる公共場所を避け、特に映画館、劇場、バー、ネットカフェ、デパート、駅、埠頭、展覧館、博物館、公共浴場、温泉などの風通りが悪い場所を避けます。7、ところかまわず痰を吐いてはいけないです。くしゃみまたは咳をする時、肘またはティッシュで口と鼻を押え、手で口、鼻、目に接触してはいけないです。そして、口と鼻の分泌物または痰をティッシュで包み、蓋付きゴミ箱に捨てます。8、ルームシェアするまたは他人の家に居候をする場合、一緒に住む人が発熱するか、受診歴があるかなどの異常状況に注意します。

  四、発熱、空咳などの症状が現れると、病気を押して出勤または登校してはいけないです。直ちにマスクを着用し、最寄りの現地の医療機構を受診し、医務従事者に関連する接触歴を伝えます。受診している時、周りのものにできるだけ触らないで、無意識的に口、鼻、目も触ってはいけないです。

  五、新型コロナウイルスによる肺炎が流行している時、慌てずに落ち着いて、できるだけ必要のない旅行を避けます。また、国際旅行をする場合、現地政府及び中国大使館による関連するアドバイスと指示に厳しく従います。濃厚接触者になる場合、旅行または観光の予定を取り消し、現地で隔離による医学観察を受けます。

  世界保健機関はすでに新型コロナウイルスによる肺炎の世界全体の危険性評価を「非常に高い」に引き上げました。そのため、全ての国と人は協力し合い、共同で感染撲滅のために努力しなければならないです。

  2020年3月3日