北京市法定伝染病の流行状況(2024年2月)
ソース:北京市衛生健康委員会
日付:03/15/2024

一、流行状況の概要

2024年2月(2月1日0時~2月29日24時)、北京市では21種類の法定伝染病の患者88,971人、死亡者12人が報告されます。報告された主な伝染病はウイルス性肝炎、肺結核、百日咳、梅毒、新型コロナウイルス感染症、インフルエンザ、その他の感染性下痢症などです。現在、インフルエンザウイルスの感染者数は低い水準にあります。新型コロナウイルスは流行期間にあり、JN.1変異型が主な流行株となっています。

二、健康上のアドバイス

春を迎えても、一部の呼吸器系疾患や消化器系疾患などの感染リスクは依然として高いです。そのため、市民の皆さんと従業員が集まる会社などが予防措置をしっかりととるようお願いします。一、効果的な予防措置をとり、ソーシャルディスタンス(社会的距離)を保ち、手指衛生と咳エチケットに注意し、毎日の定期的な窓開けと換気を行い、自己健康モニタリングを強化します。二、天候の変化に注意し、適切な時期に衣服の増減を行い、規則正しい生活習慣を維持し、十分な睡眠をとり、食事や飲用水の衛生に気を配ります。高齢者や病弱な人、子どもは、空気が汚れている人混みにはなるべく行かないようにします。三、学校、保育施設は午前と午後の子どもの健康状況の確認、病気による欠席の登録制度を厳格に実施し、病気・症状を押して出勤・登校しないよう関連措置を実行し、症例管理と感染症発生時の報告を規範化し、適切な消毒・換気など日常的な予防・管理対策を実施し、ノロウイルスなど集団発生時の対応を規範化します。四、就学前の子どもたちや出稼ぎ労働者は予防接種プログラムに従い、適時にワクチン接種を受けます。ワクチン接種の対象となる主要グループが、新型コロナウイルスワクチンの接種を積極的に受けるよう奨励します。五、旅行者は予防措置をしっかりととり、自分や家族の健康状況に気を配り、旅行中や旅行後の健康状況を観察します。異常があれば自宅で安静にしたり、適時に医師の治療を受けたりするなどの対策をとる必要があります。