今週疫病流行状況(2020年6月1日から2020年6月7日まで)
ソース:北京市衛生健康委員会
日付:06/28/2020

  一、疫病流行状況概要

  2020年第23週にわたり、全市において法定感染症の発生数が合計12種867例あり、死亡例が4例あると報告される。報告病例数の上位5位の病種はその他の感染性下痢、肺結核、赤痢、ウイルス性肝炎と梅毒であり、合わせて全体の91.9%を占める。

  二、重点疫病に対する健康上のアドバイス

  先週に比べると、今週の各法定感染症の報告発生数が7.9%増えるが、全体的に年間の低い水準になっている。その中、赤痢と他の感染性下痢などの腸管感染症の報告発生数が増えつつあり、今後さらに増える可能性があるため、市民の皆さんに、食品と飲用水の衛生に注意し、衛生状況が悪い飲食店を選ばず、個人の衛生と手の衛生に注意し、食事の前とトイレの後に手を洗い、お湯または衛生基準を満たすボトルウオーター、大型ペットボトルウオーターを飲み、食材をしっかりと煮込むようにアドバイスする。

  感染対策について、北京市の公衆衛生上の緊急事態対応レベルが「3級」に引き下げられたが、「外国からの感染流入、国内で感染の再拡大の予防」に関するプレッシャーは依然として存在し、感染対策措置を油断せず実行する必要がある。そのため、市民の皆さんに次のようにアドバイスする。生活の細部に注意し、自己保護意識を強化する。また、マスクを着用したり、よく手を洗ったり、よく換気したり、人ごみを避けたり、ソーシャルディスタンスを保ったり、健康な飲食習慣を提唱したりすることを日常生活と職場の行動規範になり、健康な生活習慣を身に付け、自分の健康の「第一責任者」になる。