毎週救急話題:強風時の安全対策
ソース:北京市衛生健康委員会
日付:04/12/2024

2024319日、北京市は強風に対する青色警報(24時間以内に平均風力6以上、もしくは突風7以上の強風の影響を受ける可能性がある。または、すでに平均風力67、もしくは突風78の強風の影響を受けており、今後も続く可能性がある)を発表し、強風時の外出の安全に注意を払うよう呼びかけました。午後15時頃、北京120配車指令センターは、自動車修理工場で女性患者は激しい突風でガラス戸が飛ばされ、身を隠す暇もなく下肢が挟まれれて負傷したという通報を受けました。救急隊がすぐに出動し、患者に迅速に応急処置を施し、さらなる治療のために病院へ送りました。

風の強い日は防寒だけでなく、落下物(ガラス、壁の外壁材、タイル、ベランダの植木鉢、高いところからぶら下がっている看板やワイヤーなど)にも注意しなければなりません。これらのものは風で飛ばされ、危険をもたらす可能性があります。このような区域を移動する際には、高層ビルから距離を置き、注意深く観察する必要があります。地面でガラスが割れる音を聞いたり、目の前で看板などが揺れているのを見たりした場合、さらに注意が必要で、この区域を避けることをお勧めします。現在では各種の建設現場に様々な防護施設が設置されていますが、強風の作用下では不安要素が大幅に増大します。特に高層ビルの建設現場に注意する必要があります。また、風の強い時、特に砂嵐の時には運転視界に影響を及ぼし、交通事故を起こしやすいため、道路を横切る時に注意深く観察しなければなりません。風の強い日に家にいる時には、強風による被害を防ぐために、家のドアや窓の状況を確認し、しっかりと閉めることが大切です。

 北京救急センター(120)のアドバイス:健康的な生活と安全の確保は常に第一です。特に悪天候の時には、身を守るための安全対策を強化し、安全意識を向上させ、危険をいち早く回避することが大切です。不測の事態が発生した場合、緊急通報サービスを通じて専門スタッフの救助を受けることができます。