毎週救急話題:緊急時に備える健康情報カードを携帯
ソース:北京市衛生健康委員会
日付:03/22/2024

最近、東城救急ステーションの救急隊は一般的な救急任務を終えた後、通行人が救急車を止めて車の窓を叩き、「あそこの道端に動けない人が倒れている!」と叫びました。救急隊員はすぐに医療機器を持って患者のそばに駆けつけ、状況を確認しました。患者の手足は脱力し、顔色は悪く、胸の痛みは明らかで、身動きがとれず、周囲に家族はおらず、身元情報も不明でした。家族を捜している間に、医療スタッフはセンターに報告し、すぐに現場で患者の身体検査を行い、急性広範前壁心筋梗塞と初歩的に診断しました。運転手が車載ストレッチャーを押して患者を運び、救急隊員が協力して患者を救急車に押し込み、搬送中も応急処置を続けました。患者が危篤状態であったため、救急隊は120の配車指令センターに連絡し、一刻も早く病院までのグリーン・メディカル・チャネルを構築し、さらなる救助を実施するよう努力しました。効率的な現場治療と病院へのタイムリーな搬送により、患者は病院でステント留置による治療を受け、胸痛の症状は消失し、バイタルサインも安定しました。2月2日の午後、患者の家族は東城救急ステーションを訪れ、救急隊員の手を握り、涙ながらに感謝の気持ちを伝え、感謝の言葉を綴る記念旗と花束を贈りました。

 北京救急センター(120)のアドバイス:過去に心血管疾患の既往歴がある患者や高齢者にとっては、単独での外出は健康リスクにさらされる可能性があります。家族はカード保持者の健康状態、薬剤アレルギー情報、緊急連絡先などを記した「健康情報カード」を事前に用意し、患者に緊急時に備えて携帯するよう言い付ける必要があります。