毎週救急話題:喘息発作時の応急処置用薬
ソース:北京市衛生健康委員会
日付:03/26/2020

  日常生活において、喘息はよくある疾患だ。喘息の発作が起きた場合、吸入剤がよく使われる応急処置として利用される。ここで、各種類の吸入剤を紹介する。1、対症治療薬:喘息止めスプレーは気管支平滑筋の痙攣を抑え、効き目が早く現れ、副作用も小さい。この種類の薬は主にサルブタモール吸入剤(舒喘霊)、ベントリン(喘楽寧)、ブリカニール(喘康速)などを含み、主な作用は発作の症状を緩和することだ。症状が安定した後、使用をやめるべきだ。2、予防薬:この種類の薬は二種類に分ける。一つは、根治薬として気道の非特異的炎症を抑え、気道の過敏性を改善し、喘息の発作を予防できる吸入ステロイド剤だ。喘息を根治するまたは発作の回数を著しく減らすため、長期に使うべきだ。もう一つは、過敏反応による喘息の発作を予防できるクロモグリク酸ナトリウム吸入剤だ。この薬も長期に使うべきだが、アレルギー季節の前に使い始めた方がいい。3、喘息止めと予防作用を兼備する吸入剤:この種類の薬は以上の二種類の薬を一定の割合で混ぜ合わせ、主に重症患者に使われる。使用の時、医師の指示に従わなければならない。喘息の本質は気道慢性炎症で、イエダニ、花粉、動物の毛皮との接触、刺激性のある気体の吸入、激しい運動、緊張と興奮などの激しい情緒の起伏、薬物、風邪などに密接な関係がある。そのため、喘息の病歴がある人はできる限りアレルゲンを避けるべきだ。