毎週救急話題:心筋梗塞を予防するため、血中脂質の数値に注意しよう!
ソース:北京市衛生計生委員会
日付:03/01/2018

 

  通常、心筋梗塞の症状は胸の痛みであるが、消化不良、胃腸の不調、肩?腕の痛み、下額の痛み、歯痛などの症状も出る可能性がある。狭心症と心筋梗塞は冠状動脈性心疾患である。一般的に言うと、15分以内に痛みを和らげるのが狭心症である。胸の痛みが15分以上長引く場合、急性心筋梗塞の可能性が高い。

  心筋梗塞を予防するため、血中脂質を正常値に維持することが重要である。心臓を通っている冠動脈という血管に動脈硬化が起こると、プラークと呼ばれるかゆ状の塊ができ、プラークが破裂すると血栓が血管を詰まらせ、心筋の虚血と酸欠を引き起こさせ、一部の心筋を壊死(えし)させ、一部の心筋を麻痺させる。これが心筋梗塞である。

  LDLコレステロール値(いわゆる悪玉コレステロール)が長期的に高くなると、血栓が冠動脈を詰まらせるから、自分の血中脂質を定期的に検査することが重要である。次は血中脂質検査に関するアドバイス:1、虚血性心血管疾病の患者と発症しやい人は6ヶ月ごとに血中脂質を検査する。2、40歳以上の男性と閉経した女性は毎年、血中脂質を検査する。3、20歳以上の成人は少なくとも5年ごとに血中脂質を検査する。